カード会社の3強といえばVISAとJCBとmaster cardの3社ですよね。
ここでは、各社の違いや特徴などをご紹介します。


ⅰ)VISA

言わずと知れたクレジットカード界知名度トップのVISA。海外国内問わず有名です。端的に申し上げれば、持っていて一番何も困らないのはVISAだと思います。国内で使うも、海外で使うも、最も不便さを感じにくいです。VISAが唯一弱いと言われているのはヨーロッパ周辺だけです。しかしヨーロッパでは全く使えないというわけではなく、他の国と比べてややVISAが使えないお店が多いというだけです。


ⅱ)JCB

国内発のカード会社というだけあって、日本の中では知名度が高いです。しかし海外ではやはり他のカードと比べて使い勝手は落ちてしまいます。
とはいえ、ポイント獲得&ポイント利用の幅広さを考えると、国内ではかなり強いです。海外旅行など行く機会はほとんどなく、カードの使用は国内限定であるという場合はJCBがお薦めです。


ⅲ)master card

視点を海外に置くと、ツートップの片方になるmaster card。VISAはアメリカから開拓していったのに対し、masterはヨーロッパを中心として広まっていきました。VISAの項目でヨーロッパが弱いと書きましたが、その理由は、ヨーロッパではmasterの方が根付いているからなのです。なので、日本国内ではVISAかJCBの方が広く使われているのです。


ⅳ)組み合わせ方

今の時代、クレジットカードを1枚しか持っていないという人は案外少ないです。みなさん2枚は持っているようです。となると肝心なのは組み合わせ方です。
・海外旅行が好きで、行先がアジア周辺やアメリカ周辺なら「VISAとJCB」
・海外旅行が好きで、行先がヨーロッパ中心なら「masterとJCB」
この2パターンが王道でしょう。VISAとmasterでは互いの長所と短所を補い合えないので、この組み合わせは無視していいです。
あとは提携しているカードがよく利用するお店かどうかなどで考えてきましょう。